オフィスカジュアルと言われても、 「実際みんなどんな格好?」「どれくらいカジュアルでOK?」と、お困りではないでしょうか。
そこでこの記事では、オフィスカジュアル規定で働く女性のリアルな意見を元に、押さえておきたいルールやNG例をご紹介します。

また、おすすめコーデも掲載しているので、ぜひ参考にしてくださいね。

保有資格:色彩検定、リテールマーケティング
一言:店舗にいらっしゃる、さまざまな職場で働くお客様方から直接伺ったお話や、オフィスカジュアルで働く人たちへのアンケートを元に、注意ポイントをご紹介しています!
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※この記事は、2023年1月時点での情報をもとに作成しています。
押さえておくべき!
1. レディースのオフィスカジュアルポイント

オフィスカジュアルは、オフィスで働くことを前提としたスタイルです。
そのため、職場や取引先の人たちから不快に思われないよう、清潔感を意識することが大事ですよ。
具体的には、次の3つのポイントを押さえておきましょう。

オフィスカジュアルで働く女性に聞いた、コーデの注意点や失敗談も記載しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
1-1. ベーシックカラーがマスト

使う色は、オフィスに馴染むベーシックなものを選びましょう。
派手な色は目立ちすぎることと、来客や訪問の際にもあまりいい印象を与えません。
そのため、以下の色がおすすめですよ。
- マストで持っておきたいベーシックカラー
ホワイト・ベージュ・グレー・ネイビー・ブラック - 差し色で使いたい淡いくすみカラー
ピンク・ラベンダー・水色・イエロー - その他あると使いやすいカラー
ブラウン・オリーブ
\現場のリアルな声は…?/

カラーものの私服も割とあるので、家で見るとそこまで派手じゃない色でも、オフィスだと案外目立って、少し気まずい思いをしたことがありました…。

私の職場だと、急に取引先に会うことも。そのため、相手に敬意を払う意味でも、派手な色の服は職場には着ていかないように気を付けてます。
▼オフィスには派手すぎなコーデ例

私服なら魅力的な色でも、オフィスだと変に注目を集める可能性も…。
どんな格好でもOKではないので、あくまで仕事をする格好であることは、忘れないようにしましょう。

それでも派手柄を着たい!という時は、ネイビーのジャケットを合わせると、ある程度落ち着いた印象にまとめられますよ。
1-2. 露出多めなデザインはNG

ビジネスシーンでは、肌の露出はマナーとしてNGです。
そのため、ノースリーブ・オフショルダー・ショートパンツ・ミニスカートなど、肌見せデザインは避けましょう。
▼こんなデザインも注意
背中が開いたデザイン | 胸元が深めに開いたシャツ |
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\リアルな現場の声は…?/

長袖でしたが、シースルーで肌が透ける服を着ていた時は、「それだとジャケット羽織った方がいいかな」と、上の方から注意されてしまいました…。

夏は本当に暑いので、ノースリーブで通勤しています。ただし、オフィスについたらカーデを羽織って、冷房・露出対策をしていますよ。
露出しすぎ!とならないためにも、以下の丈感のものを選びましょう。
トップス:半袖~長袖
パンツ:クロップド~フルレングス
スカート:ひざ丈~ロングスカート
※デザイン詳細は「持っておきたい!3. オフィスカジュアルで使えるアイテム選び」をご覧ください。

暑さ対策やデザインが可愛いなど、ある程度肌見せもしたいところ…!ただし、来客や取引先と会うこともありますし、身だしなみとしても肌の露出は少し控えめにしましょう。
1-3. 職場の雰囲気に合わせる

「オフィスカジュアルは清潔感が大事」とはいっても、明確な規定があるわけではありません。
そのため、職場によっては、きれいめであれば鮮やかな色柄もOKなところも。
自分の職場が、堅めなのか色柄ものもOKなのかなどを、 周囲の人のコーデを見たり確認したりしてみましょう。
\リアルな現場の声は…?/

私の職場も一応オフィスカジュアルなんですけど、結構カジュアルめでもOKなので、きれいめデニム+ニットの人もいますよ。

上品な雰囲気だからオフィスにもいいかなと思って、花柄が特徴的なワンピを着てた日には、今日パーティでも行くんですか?なんてつっこみがきましたね…笑
失敗しないためにも、職場の雰囲気を掴むまでは、色柄やカジュアル度合いが控えめなものを選びましょう。

ちなみに、会社によっては普段の服装はオフィスカジュアルでも、株主総会や出張だけはスーツなんてところも。
そのため、職場の人にスーツもあった方がいいか確認するのもおすすめです。
基本からワンランク上まで
2. レディースのオフィスカジュアルコーデ紹介

ここからは、ベーシックなトップスやボトムスに加えてできる、基本~ワンランクアップのコーデをご紹介します。
ぜひ着こなしの参考にしてくださいね。
ジャケットコーデ
ここでは、真似しやすい大人なジャケットコーデをご紹介します。

とっさの来客や取引先への訪問にも対応できる上に、なんだかコーデが決まらない…なんてことも解消してくれるのがジャケット。ぜひとも1枚は持っておきたいアイテムです♪
ジャケット×ロングスカート

▶ベーシックトップスをインして足長効果を期待
インナーだけ明るい色にすることで、目線が上がってスタイルアップ効果も。
ボリューム控えめのフレアなら、ロングスカートでも座った時に裾が床につかず安心ですよ。
ジャケット×ピンクスカート

▶ジャケット合わせでピンクを大人っぽく着こなして
白×ピンクにネイビーのジャケットを投入することで、キリッと引き締まった甘すぎない装いが完成。
足元も、ジャケットに合わせてネイビーを選ぶと、きちんとした印象にまとまりますよ。
グレージャケット×ブラックパンツ

▶同系色グラデでハンサムコーデにまとめて
カジュアルなニットも、全身ブラック~グレーでまとめれば、ビジネスライクな仕上がりに。
センターラインの折り目が入っているワイドパンツなら、きちんと感が出るのでオフィスにもおすすめですよ。
セットアップ×柄ブラウス

▶ストレッチセットアップで、こなれ感ときちんと感を両立
落ち感ある柄ブラウスで、堅苦しさを感じさせないスタイルに。
ストレッチが効いているセットアップなら、動き回る日でもストレスフリーで過ごせますよ。
足首が隠れるパンツの場合は、ベージュのパンプスがおすすめ!
上下とも暗めの服で足首も隠れている場合は、全体が重くなりがち。
そんな時は、肌と色が続いて見える淡いカラーのパンプスだと、軽やかな印象になりますよ。
ブラウスコーデ
ジャケットなしでもサマになる、ブラウスコーデをご紹介します。

ブラウスは、オフィスカジュアルの必須アイテム。トップスをインしたりヒール合わせをしたりするなど、ある程度きちんと見えさせると、品よくきれいにまとまりますよ。
襟ブラウス×チェックパンツ

▶抜き襟で程よいカチッと感
白シャツ合わせなら、チェック柄のパンツでもオフィスになじむスタイルに。
カットが深めのプルオーバーシャツは、抜き襟で着ることで、おしゃれ兼マナー対策になりますよ。
くすみブラウス×濃色パンツ

▶濃淡でまとめるすっきり大人スタイル
バックスタイルが特徴的なデザインブラウスが目立つように、他はシンプルにまとめて。
細身の濃い色のボトムは、デザインもの合わせでも一気にきちんと感が出せる便利アイテムですよ。
ブラックブラウス×オリーブパンツ

▶色の変化でアレンジを加えて
上下ともブラックだときつい印象になりがちなので、上から下へ色を明るく変化させて、軽やかな印象に。
ボウタイがアクセントになって、暗めカラーでも女性らしい雰囲気になりますよ。
シャツを選ぶなら、少しだけゆとりのあるデザインがベスト!
スーツに合わせるような、細身で体に沿うデザインよりも、少しゆとりあるシルエットだと、こなれた印象でおしゃれ見えしやすいですよ。
ワンピースコーデ
ここからは、おしゃれなのに時短も叶う、ワンピースコーデをご紹介します。

上下の合わせに悩まずきちんと見えするワンピースは、忙しい朝の便利アイテム!そのままでもジャケット合わせでも、ぜひ取り入れてみてくださいね。
小花柄ワンピース×ベージュジャケット

▶小花柄なら、オフィスカジュアルにも◎
ジャケットを合わせたら、柄物ワンピースだってオフィススタイルに早変わり。
落ち着きカラーで揺れ感ある素材が、大人なかわいさを演出してくれます。
とろみワンピース

▶肌見え部分が少ないデザインで品よく
光沢や露出感が少ないワンピースなら、オフィスにも大活躍。
細めのベルトでブラウジング+ネイビージャケットを羽織れば、きちんと感あるビジネスシーンにも着回しできますよ。
大人な女性には、ジャストウエスト・ウエストが絞られていないデザインがおすすめ!
程よく体型カバーをしてくれるうえに、上品な大人感も出せますよ。
色柄カジュアルコーデ
ここでは、あまり規定が厳しくない場合におすすめの、カラーものやカジュアルアイテムを使ったコーデをご紹介します。

カラーものやカジュアルなものを全身に使うのはNG!きれいめアイテムと合わせるのがポイントですよ。
ジャケット×マスタードパンツ

▶カラーもののクロップドパンツでマニッシュに
程よいカラーが特徴的なパンツは、ローファーやカットソー合わせで、とことんマニッシュに。
カラーものを取り入れる時は、ごちゃつかないよう、他はベーシックでまとめましょう。
グレージャケット×タートル×ピンクパンツ

▶アクセントカラーが主役の上級コーデ
やりすぎ感はないのにおしゃれ見えなのは、カラーパンツ以外をモノトーンでまとめているから。
発色のいいアイテムは、顔周りから離れたところに持ってくることで、意外とやりすぎ感を抑えられますよ。
ニットベスト×ブラウス×テーパードパンツ

▶マンネリを解消!簡単アレンジコーデ
シャツやブラウスに合わせるだけで、一気に印象を変えられるのがニットベストのいいところ。
同系色で合わせることで、コーデに統一感を持たせることができますよ。
カットソー×ワイドパンツ×スニーカー

▶モノトーンで決めるシンプルカジュアル
センタープレスが入っているパンツを主役に、トップスをインして全身をシンプルにまとめたら、きれいめ白スニーカーだって◎。
ただし、職場によってスニーカーNGなところもあるので、履いていいか確認してみてくださいね。
- 色柄コーデ
はっきりカラーは1点までにする - カジュアルコーデ
きれいめアイテムを1点は取り入れる
やりすぎコーデは気が散ってしまい、周囲の人の仕事のパフォーマンスが下がってしまう可能性もあるので注意しましょう。
持っておきたい!
3. オフィスカジュアルで使えるアイテム選び

ここからは、実際に持っておくと使える着回しアイテムと、デザインの注意ポイントの詳細をご紹介します。
- マストで持っておきたいベーシックカラー
ホワイト・ベージュ・グレー・ネイビー・ブラック - 差し色で使いたい淡いくすみカラー
ピンク・ラベンダー・水色・イエロー - その他あると使いやすいカラー
ブラウン・オリーブ
3-1. トップス
▶ブラウス・ニット
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・透けにくい生地
・程よいゆとりあり
・胸元の開きが広くない
ノースリーブは1枚ではよくないですが、ジャケットやカーデを羽織ればオフィス使いもOKです。
▶ジャケット
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・無地かチェックだと使い勝手〇
・スーツよりカジュアル感ある生地
中でもネイビージャケットは、どんなカラーとも相性よく、使い勝手が抜群にいいですよ。
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3-2. ボトムス
▶パンツ
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・センターラインが入っているもの
・ストレッチが効いているタイプだと◎
きれいめに見せたいならクロップドを、カジュアル感を出したいならワイドパンツがおすすめですよ。
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▶スカート
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・膝半ば~足首上までの長さ
・適度に腰回りにゆとりがあると◎
デザインは、タイト・フレア・ギャザーどれもOKです。
あまりゆとりがないと、きつかったりシワになったりするので注意しましょう。
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3-3. ワンピース
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・膝下~足首上までの長さが◎
・サテンのような光沢あるものは避ける
柄物を取り入れる時は、小さめドットや小花柄など、柄の主張が強くないものを選びましょう。
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足元は、パンプス・ローファー・フラットシューズがおすすめです。服がシンプルなら、足元にカラーパンプスを合わせるのもおしゃれですよ♪
4. まとめ
では最後にもう一度、オフィスカジュアルコーデのポイントを確認しましょう。
ぜひルールやポイントを押さえてすてきなコーデをしてくださいね。
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