お気に入りのスーツや高いスーツなど、少しでも長くいい状態を保ちたいですよね。
でも、なにげなく収納してしまっていないでしょうか?
実は、スーツはきちんと収納しないと、傷んでしまい早めにダメになってしまうことも。
そうならないためにもこの記事では、簡単にできる正しい収納方法をご紹介します。
ぜひ参考にして、スーツをきれいに保ってくださいね。

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保有資格:色彩検定、リテールマーケティング
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1. スーツをきちんと収納するしないでどう変わる?

普段特に気にせず収納しているスーツ。もし、その収納方法が間違っていると、
型崩れする・シミができる・カビが生える・虫食い穴があく・取れないシワがつく
などがおこることもあります。
逆に、きちんと収納していれば、スーツの寿命を延ばすこともできますよ。
それでは、スーツを少しでもきれいに保つため、正しい収納方法を確認していきましょう。
ぜひ気になる方からチェックしてくださいね。
2. 普段着るスーツの収納ポイント
ここでは、日常的に着用するスーツをきれいに保つ収納方法をご紹介します。

特別なことは一切ありません。
たった4点気を付けるだけでいいので、ぜひチェックしてみてくださいね。
それでは順番に見て行きましょう。
2-1. ポケットの中身を出す

すぐまた着るからと、ポケットに物を入れっぱなしだと、型崩れの原因になってしまいます。
少し面倒でも、ジャケット・パンツ両方中身を取り出しておくことで、きれいな形を保てるようになりますよ。

入れっぱなしにすると…
ポケットだけじゃなくその付近まで歪んで、アイロンでも直らないことも…!ぜひ中身を取り出しましょう。
2-2. スーツハンガーに掛ける

スーツは立体的なつくりなので、細いハンガーに掛けると一部に負荷がかかりすぎて、型崩れやシワの原因になります。
そのため、以下のようなハンガーがおすすめですよ。
▶おすすめのハンガー
ジャケット | パンツ |
---|---|
![]() |
![]() |
肩に厚みがあるハンガーに掛ける ⇒肩回りのシワや型崩れを防ぐ |
クリップハンガーに挟み裾から吊るす ⇒裾から吊るすと、パンツ自体の重みでシワが伸びやすい |
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余裕があればブラッシングを!
スーツには、目に見えない埃がたまっています。
全体的にブラッシングをし、埃を除去・毛流れを整えることで、毛玉やテカリを防ぐ効果がありますよ。
まずは毎回じゃなくてもいいので、余裕がある時にしてみてくださいね。
2-3. 風通しして水分を飛ばす

一日着用したスーツは、汗の水分が含まれているため、そのまましまうとニオイやカビの原因になることも。
すぐにしまいたいところですが、一旦室内で陰干しして風通しをしておきましょう。

風通しとは…?
直射日光の当たらない場所で、ハンガーに掛けた状態で、部屋で吊るしておくだけでOKです。
2-4. クローゼットに収納する

クローゼットに収納する時は、スーツとスーツの間にゆとりを持って吊るしましょう。
隙間がなく擦れるくらいだと、型崩れ・シワ・摩擦で生地が傷む原因になるので注意してくださいね。

クローゼットにゆとりがない場合は?
服同士が擦れるくらいであれば、ハンガーラックがおすすめです。
私も使用していますが、パンパンに吊るすよりもどこに何があるかすぐに把握できるのもいいですよ。
長持ちさせるためにも、普段から上記のことに気を付けてみましょう。
次からは、しばらく着ないスーツの収納ポイントについて説明しますよ。
3. 長期保管するスーツの収納ポイント
ここでは、衣替えやフォーマルスーツなどで、あまり出番のないスーツの収納方法をご紹介します。
長期間保管も、特殊なことは一切ないので、ぜひチェックしてくださいね。
3-1. クリーニングに出す

一見汚れて見えなくても、衣類の繊維には汚れが入り込んでいます。
そのまま置いておくと、シミやニオイの原因になるため、長期保管の前は必ずクリーニングに出しましょう。
・ビニールカバーは必ず外す
…つけたままだと、湿気がこもってカビの原因になるため注意

ビニールのカバーがかかっていると、汚れたり擦れたりしないので、そのまま収納したくなります…!
が、ビニールは通気性がないので、久しぶりに着ようとしたらカビで着られない!なんてことになりかねないので、注意してくださいね。
3-2. 洋服用カバーに掛ける

ほこりを防ぐためにも、不織布のカバーをかけて保管しましょう。
- カバーすることでほこりや傷から守る
- 不織布なので通気性あり湿気がこもらない
また、スーツに使用されているウールは虫が好む素材なので、防虫剤も置いておきましょう。
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たまに風通しを!
2~3か月に1度でいいので、カバーから出して陰干しすることで、湿気が取れて、よりきれいな状態を長持ちさせることができますよ。
3-3. たたんで収納する場合

クローゼットのスペースにゆとりがなく、ハンガーで収納するのが難しい場合もありますよね。
そんな時はたたんで収納しましょう。
なるべく大きめにたたむ
…小さくたたむとアイロンでも戻らないシワがつくことも
▶たたみ方をチェック






場所がなくて小さくたたむ場合は、ジャケットの間にカットソーなどを挟むと、くっきり潰れたシワがつきにくくなりますよ。
4. まとめ
それでは最後に、もう一度正しいスーツの収納ポイントを確認しましょう。
ぜひ参考にして、スーツを少しでも長くきれいに保ってくださいね。